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萎縮性胃炎・慢性胃炎(ピロリ菌感染胃炎)

ピロリ菌と呼ばれる細菌の感染により、慢性的に胃が炎症を起こしている状態です。

幼少期に感染していることが多く、近年では衛生環境の向上などにより感染者が少なくなっていますが、中高年ではまだ多い病気です。

慢性胃炎の多くがピロリ菌感染による萎縮性胃炎ですが、稀に自己免疫性胃炎と呼ばれる特殊な胃炎もあります。

無症状の場合が殆どですが、胃癌・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などを発症しやすいことがわかっており、診断された場合には飲み薬による除菌治療を受けることが望ましいです。

1週間の飲み薬で、概ね90%以上の方が除菌に成功します。

除菌治療を受けた後であっても胃癌のリスクは通常より高い状態にあり、10年以上経過して胃癌を発症した報告もあります。

除菌後に発生する胃癌は診断が難しいことがあり、適切な環境での定期的な経過観察が望ましいです。

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