大腸癌・大腸ポリープ
大腸癌は増加傾向にあり、日本人で最も多い癌です。
一生のうちに大腸癌と診断される確率は男性で10.3%・女性で8.1%となっています。
また、癌全体における大腸癌での死亡割合は女性で第1位・男性で第2位です。
食生活の欧米化・飲酒・喫煙・肥満などが発症に関わっていると考えられています。
また、炎症性腸疾患と呼ばれる慢性的な腸の炎症を伴う病気によるものや、遺伝性のものもあります。
良性の腺腫と呼ばれるポリープが時間をかけて癌に変化するタイプが多いですが、小さい段階から癌として発生するものもあります。
癌に特有の症状が出た段階では進行していることが多く、外科手術や抗がん剤治療など負担の大きな治療が必要になってしまいます。大腸癌の中でも直腸という肛門近くの癌が進行してしまった場合には、手術を行ったとしても、人工肛門といって便をお腹に作った穴からパックへ出す仕組みを作らなければならないこともあります。このような場合には、例え癌が治ったとしても、その後の生活に大きな影響がでてしまいます。
大腸癌は、早期癌あるいは前癌病変である腺腫(ポリープの一部)の段階で発見できれば、内視鏡治療(大腸カメラを使った治療)で高い確率で治癒する時代になっており、いかに早い段階で見つけて治療に繋げるかが重要であると考えられます。
